私の長女は、
私の実家、夫の実家、どちらにとっても初孫だった。


舅姑はそれはそれはかわいがってくれた。
でも、長女が4歳の時に二人とも亡くなった。

そのあとは、私の父の出番だった。

ことあるごとに、いちいち理由を付けて、呼びつける。誘う。

弟夫婦の子もふくめ、各孫の誕生日会はもとより、
極めつけは、「おじいちゃんの誕生日会」も自ら催した。

私も弟も母も、そのようなお祝いをしてもらったことはない。


毎年、父の誕生日前には父が自分でケーキを予約して
孫たちを有無を言わせず集まるように企画する。

子どもの日も然り。
クリスマスも。

正月は早朝から孫4人連れ出して、デパートへ福袋を買いに行く。


そのうち、子どもたちも大きくなると、

学校た友達との予定もできてくる。
予定があって断ろうにも、爺さんは引き下がらない。

「何でや。それならいつがいい?いつなら空いてる?」
と、ストーカーまがいに、意地でも約束にこじつける。


ウチの子どもらも、弟の子どもらも、

おじいちゃんと出かけたら、欲しいものを買ってもらえる、
美味しいものを食べさせてもらえる、

だから多少うっとおしいな、めんどくさいな、と思っても都合をつける。


最近、大きくなった娘たちは、さすがに爺さんの暴挙に嫌気がさしているときもある。

さすがに年々、そうたびたび全員が集まることは不可能になってきた。

今年のクリスマスはどうするんだろう。

たぶん、父が今まで信用?していた私と
母の件で、ぶつかったので、

父にとって一番心のよりどころだった、うちの娘たちとの関係も
結局危ういことになるよね。


お父さん、自分の何がいけなかったのか、とか
今さら自分を省みることなんてできないのだろうけれど

今のままじゃあ、けっきょくみんな心まで離れていくだけだよ。